キッズ大興奮 特別展「宝石 地球が生み出すキセキ」 見どころと口コミ 国立科学博物館で開催
おすすめ度★★★★★
場所:国立科学博物館 地球館地下1F 特別展示室
おすすめ年齢 小学校低学年~
(原石からジュエリーまでその魅力をあますところなく展示! 石から宝石までそのすべてが「超巨大」! その迫力に圧倒される国立科学博物館らしい本気の展示です)
まずは「特別展 宝石」の注目の見どころをチェック!
それではさ早速見どころをチェック!していきましょう!
ポイント(1)巨大なアメジストドーム
ポイント(2)紫外線を当てるとふんわりと光る宝石
ポイント(3)巨大原石
ポイント(4)ラグビーボールのような巨大宝石
ポイント(5)指輪の歴史と人間の生み出す技術の歴史の相関を知る
ポイント(6)原石と磨いた石を比較してワクワク
見どころは全部⁉ とにかくすべてが「超巨大」「みたことのないサイズ」あまりのすごさに飽きてしまいそうな小さな子供も夢中! というのがこの展示のすごさ
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ1.巨大なアメシストドーム
展示室の最初にあるのは、2.5メートルの巨大なアメシストドーム。その大きさと迫力に息をのみます! 写真撮影ももちろん可能です。
アメシストとは?
「紫水晶」とも呼ばれます。熱水に溶け込んでいたシリカ(SiO2)が地下の隙間に沈殿して結晶となりました。
本来は無色である水晶の結晶構造に周囲の鉄分が入り込むことで紫色になります。
あまりの大きさのアメジストドームに口を思わずポカンとあけてしまいます。
中心にもなにやら黄色く光る大きな結晶が!
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ2.光る石
展示会場では、小さな小部屋のような空間に紫外線を当てると光る石を展示しています。
定期的についたり消えたりする紫外線が当たると暗闇のなかで石のが光る様子にはびっくり!
光る宝石とは?
紫外線をフローライト(蛍石)に照射すると光る石があります。「フローレッセンス(蛍光)」と呼ばれる現象です。
同じ種類の意志でも光るものと光らないものがあり、シュルや産地を特定するのにも役立ちます。
「光る石」の光の色もオレンジ! 緑! 赤! 紫とさまざま!
光り方もさまざま! ここまでのヴァリエーションを見られることは今世紀あるのでしょうか⁉
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ3.多種多様な原石! どれも巨大な逸品
展示の第1章「原石の誕生」エリアでは、ダイヤモンドやオパールなどの巨大な原石が「宝石の原石が生まれた場所」のパネルととともに紹介されています。
原石がとりだされる直前の石に埋まった状態のもののあり、宝石は地球が生み出すキセキであることを感じられます。
写真で見るとそれほどの大きさに見えないかもしれませんが、どれもが両手で抱えるほどの大きさ! 本当に驚きます。
同じオパールでも産地によって色や様子がこんなに違うのという発見も! パネルもしっかり見ていくと楽しいですよ!
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ4.まるでラグビーボールかサッカーボールのような「超巨大宝石」
サッカーボールやラグビーボールのような巨大な宝石の展示コーナーも! 宝石種としての希少性はもちろん大きければ大きいほど磨き上げる研磨技術が必要なこともわかります。
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ5.やわらかい石から固い石へ 指輪の歴史を一気見!
古代から現代まで、身近な宝飾品である宝石。初期のころは加工がしやすい柔らかい石からはじまり、少しずつ固い石へ、指輪の歴史は人類の技術の変化と密接に関わっていることがわかります。
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」みどころ6.原石と磨いた石を比較できる!
原石と磨いた石を一緒に比較してみられるのもこの展示の魅力です。同じ石でも加工により輝きや印象が大きく変わることを感じられます。
対比という意味では、
ミャンマー
カシミール
スリランカ
の3カ所から出たサファイアの原石の比較も
展示されています!
特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」ミュージアムショップも充実!
輝石や書籍、スイーツなどお土産エリアも充実!
特別展「宝石」コラボ商品にも注目! 宝石みたいなお菓子!
今回会場で展示される宝石の原石や磨いた石約200種類のうち、8種をモチーフとして琥珀糖で再現しました。レッドベリル、ベニトアイト、ロッククリスタル(ハーキマーダイヤモンド)、アメシスト、トパーズは、母岩にパーツを埋め込み、リアルな石のようなバランスで組み上げていく工程で製作されたものです。これらは同じように見えても、それぞれ全く再現の仕方が異なります。
トラピチェエメラルドは、円柱に抜いた丸い型に一つ一つ放射状に切り込みを入れ、その隙間に細かく刻んだ寒天を埋め込むとても繊細な作業で完成しました。見た目の美しさや可愛らしさとは裏腹に、時間も労力もともに根気のいる作品となりましたが、本物の石のようでなかなか食べることができないと思うほどの完成度を目指しています。
開催期間 | 2022年2月19日~6月19日 9:00~17:00 ※休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日閉館。3月28日、5月2日、6月13日は開館) ※会期・開館時間・休館日などは変更となる場合あり |
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開催場所 | 東京都 国立科学博物館 |
交通アクセス | JR「上野駅」公園口から徒歩5分、または地下鉄「上野駅」・京成「京成上野駅」から徒歩10分 |
主催 | 国立科学博物館、TBS、読売新聞社 |
料金 | 一般・大学生2000円、小・中・高校生600円、未就学児無料 ※オンラインでの日時指定予約が必要(詳細は公式サイトで確認が必要)、障がい者手帳をお持ちの方と介護者1人は無料 |
問合せ先 | ハローダイヤル 050-5541-8600 |
ホームページ | https://hoseki-ten.jp |