【子どもとお出かけ雑学】「大仏の日」は東大寺の大仏の開眼が行われた日から決定/5月9日
- 2023/5/4
- 理科・算数を学ぶ
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最終更新日: 2023.05.4
752年(天平勝宝4年)4月9日に東大寺の廬舎那仏(るしゃなぶつ)に対して開眼供養の儀式「開眼供養会(かいげんくようえ)」が執り行われました。
これは日本で初めて行われた「開眼供養会」とされており、このことから4月9日は「大仏の日」とされています。
東大寺の廬舎那仏は、聖武天皇が「動物も植物も人間も、生きているすべてのものが幸せになるように」との思いを込めて、天皇や国庫の力だけでは難しいため「人々の力をかりて」造立したいという願いから行われました
そのために人々のために治水などの事業を行っていた行基に白羽の矢をたて、寄付を集め一大事業を行いました。
その後、兵火に見舞われ2度にわたり被災しましたが、その都度、人々の思いで再建がなされ、今日も私たちは、その大きなお姿を拝むことができます。そして、大仏殿の奥にある二月堂からは、1300年前と変わらない壮大な空を眺めることができます。
口コミでは「ヨーロッパを旅してきたけど、こんなに大きな建物が、石ではなくて木で作られているという事実には驚愕してしまう。(Having traveled through Europe, this temples still blows you away for its size and fact its made from wood not stone like other large temples)」など、大仏殿や奈良の大仏、南大門の仁王像などの、それぞれのスケールの大きさに、各国の旅行者から感嘆の声が寄せられていました。