【呉・広島グルメ】カワハギ(ハゲ)の刺身に舌鼓! 焼き鳥と海鮮を満喫する地元店/一とり
- 2023/11/14
- 観光・旅行
- 【呉・広島グルメ】カワハギ(ハゲ)の刺身に舌鼓! 焼き鳥と海鮮を満喫する地元店/一とり はコメントを受け付けていません
最終更新日: 2023.11.21

子供と旅に出たとき、その土地でしか食べられないものに家族で舌鼓を打つのは、忘れられない愉しみです。
広島県呉市へ旅に出かけたときにぜひ味わいたいのが「ハゲ」=「カワハギ」のお刺身!
再訪したい度★★★★☆
この記事の内容を音声配信しています!
こちらもぜひチェックしてくださいね!
広島県呉市の絶品白身の刺身! ハゲ=カワハギ
「ハゲ」とは「カワハギ」の地方名で、西日本でよく使われています。
「カワハギ」という名前の由来は料理をするときに皮をはぐことからきていると言われます。
西日本では簡単に皮をはぐことができるため「ハゲ」と言われるようになったと言います。

身が美味しいのは夏の7〜8月、肝が美味しいのは冬の11〜1月といわれます。
7月~8月には産卵を終え、体力が回復した夏のカワハギは身がしまり歯ごたえが楽しめます。 11月~1月には再び産卵のために栄養を溜め込み、肝臓の肥大とともに肝が美味しくなり冬の旬をむかえます
\美味しいお店を探す/
呉市のどこで「ハゲ」を食べる? この記事では「一とり」を訪ねました!
呉で「ハゲ」を食べようとお店を調べると「鳥(とり)」「鶏」が店名についたお店がたくさんヒットしました。

焼き鳥の名店が多く、焼き鳥と地元の海鮮の両方を味わえるメニュー構成のおお店が多いようでした。
今回はその中から地元の人が訪れる「一とり」を訪ねた様子を紹介します。
「カワハギ(ハゲ)」の刺身は数日前、最低でも4時間前に予約!
ホテルで地元の人に愛されるお店で地元の海鮮を食べたいと予約の電話をいれまいた。予約の受付をしてくださった方は、予約の日時を確認すると「お刺身はなにする? 今はね、家族四人ならハゲにアワビなんかをそえてもらうように言おうか?」と声をかけてくれたので、早速お願いして店へうかがいました。

でてきたのがこちら! 薄く削がれた白身の刺身をこれまた地元の大葉と一緒に口にいれました。あー美味しいなー。わたしが美味しい! と言おうとすると子供たちが「これ美味しい!」「美味しい!」と、一気食べ!

そんな様子を見ながら店主が「今度来るときは最低でも4時間前、できれば前日前までに予約して! ちょうどよく水が抜けるのに時間がかかるけえ、今日は80点のお刺身だけれど、来る時間がわかれば90点越えのお刺身を出せるけん」と。
ハゲやアジの刺身は店内の水槽で元気に泳いでいたものです。

カワハギ(ハゲ)の白身のお刺身もとても美味しかったのですが、おこぜのお刺身も絶品とか。
次は絶対に早めに予約をしてオコゼのお刺身もいただこう! 家族でそんな会話も弾みます。
こういうガイドブックには載らないけれど地元の人は良く知っているその土地でしか出会えない絶品グルメに出会えるのも家族旅の楽しみです!

冬が近く、まったく臭みのない大きな「肝」も美味しい。

お刺身の残りのアラお豆腐と一緒に煮つけられてでてきました!

一緒に出てきたタコとさざえのお刺身。
絶対というわけではないものの関東産のサザエの殻はトゲありが多く、瀬戸内産はトゲなしが多いと言われますが、今回のサザエの殻もゴツゴツしておらず、瀬戸内海らしさを感じます。

サザエのひもも、臭みなく、ざらざら感なく、つるっと食べられる美味しさ。
\美味しいお店を探す/
牡蛎の天ぷら

くわいの素揚げ

焼き鳥数種類

子供たちもたくさんぱぱくいただきました。
呉名物「味噌だき」
「味噌だき」は呉グルメの1つ。

串に刺した鳥の皮を甘めの味噌だれで煮込み、お酒にもご飯にも合う一品にしたもの。呉の工場労働者に愛されてきたB級グルメ。

お店により少しずつ味わいや出し方が変わります。
「一とり」では、小鉢も熱々にしたなかに湯気がたつ味噌抱きが入れられて、でてきました。
恐る恐る口にいれた子供たちも思わずにっこりの美味しさ。
呉・音戸の日本酒「華鳩」

子供たちはソフトドリンクを、大人は呉の日本酒「華鳩」の「一とり」ラベルを。
かなり辛口。

店内は地元の常連さんたちが座るカウンター席と、グループや家族連れの小上がり席が。
私たち家族も小上がり席でいただきました。

\美味しいお店を探す/