- Home
- アート・芸術を学ぶ, 美術館
- ドールハウスが12分の1になったのは、メアリー王妃のドールハウスが起源
ドールハウスが12分の1になったのは、メアリー王妃のドールハウスが起源
ドールハウスの最高峰といわれるメアリー王妃のドールハウスは実物の12分の1で作られたことから、ドールハウスは実物の12分の1で作られることが多くなりました。
メアリー女王のドールハウスは、ミニチュアに魅せられた妻のためにジョージ5世が行った専門家を集めた国家規模のプロジェクトで、実際に動く五階建エレベータや、本物のロールスロイス、蛇口をひねるとお湯が出る本物の給湯器などが設置された素晴らしいものでした。
日本では物を測る単位にメートルを用います。そのために日本の建築や模型の世界で実物大の単位であるメートルをセンチやミリに縮小すると、100分の1や1,000分の1のような縮尺になります。
一方欧米ではフィート(1フィート=約30センチ)やインチ(1インチ=約2.5センチ)といった単位を使います。その場合、1フィートのものを1インチで作ると、縮尺は12分の1となります。
アメリカのドールハウスは、インチ・スケール(1/12)、ハーフ・インチ・スケール(1/24)、クォーター・インチ・スケール(1/48)というサイズがあります。アメリカンのコレクターたちは、こういった縮尺に厳しく、これらのサイズではないものをドールハウスと区別しています。
注目の「ドールハウス」をチェック!
緑の大きな窓がポイントのアトリエ。インテリアとしてミニチュアハウスがアトリエ内に隠れています。【対象年齢14歳〜 18時間~】
ミニチュアハウス・ウッドパズルの完成品展示にオススメ! 展示用アクリルケース!
大きな窓から差し込む光に包まれた、カジュアルゴシックなベッドルーム。【14才〜 20時間~】