水上アスレチック・海上アスレチックの危ないポイントとは?事故を防ぐために親ができること&対策5つのポイント

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2019年8月、フロート型の水上アスレチック(海上アスレチック)の下に入り込んでしまって溺死した小学生の女の子の事故が起こりました。

最新のこのアスレチックには、ぜひ行ってみたいと考えていたものの、ニュースを受けて出かけるのを止めるのかどうかも悩みました。考えた末、危険性やリスク回避の方法について親子で話してから出かけることになりました。

知っておきたい5つのポイント

  1. 海上・水上に落ちることをも楽しむアスレチックであること
  2. 溺れている人は溺れているように見えない
  3. ウォータースライダーとはちがう危険がある
  4. ライフジャケットにも危険がある
  5. 輝く水面が水中を見えにくくする

この事故には、ライフジャケットにもある危険性や、監視体制の強化、水上アスレチックの特性などさまざまな要素が絡み合っていますが、最新のアトラクションに参加するときに参加者である自分たち自身が考えておきたいことを中心に親子で話した内容をまとめました。

海上・水上に落ちること自体を楽しむアスレチックであること/子供と話しておきたい水上アスレチック(海上アスレチック)の危険なポイント(1)

水上アスレチック(海上アスレチック)は、水の上に設営することで、水に落ちるのではないか? というドキドキワクワクの大興奮を楽しみます。

基本的に、水上に落ちる可能性も含めて楽しむ遊具であることは子供と話しておきたいポイントです。

また、一度落ちてしまうと水でぬれた遊具に主に腕の力で這い上がることになりますが、これは大人でもかなり難しいものです。

子供たち自身も足のつかないプールでプールサイドにはいあがる大変さは何度も経験があるので「なるほど」と頷いていました。

溺れている人は溺れているように見えない/子供と話しておきたい水上アスレチック(海上アスレチック)の危険なポイント (2)

実際に溺れているときには映画やアニメのシーンのように助けを求めながら溺れるという状況は起こらないことが知られています。

夏になると、たくさんの人の中で溺れていることが見過ごされた映像が注意喚起として話題を集めます

水上アスレチック(海上アスレチック)の前だけでなく、毎年の水泳シーズン前には親子でこのような映像を必ず見返しておくのもおすすめです。

本当に溺れている人は溺れているようには見えないし周囲の誰も気づかないという実例ムービー

ウォータースライダーとはちがう危険性がある/子供と話しておきたい水上アスレチック(海上アスレチック)の危険なポイント (3)

子供たちの頭に海やプールでの危険を伴うアクティビティとしてまず頭に浮かんだのがウォータースライダーでした。

ウォータースライダーは、監視員が滑り始めからプールから出るまでを必ず確認しながら1人1人楽しみます。

一方で水上アスレチック(海上アスレチック)は入れ替え制で人数は制限されていますが、このような監視体制を取ることができにくいアクティビティです。

安全は自分自身か、一緒にいる大人と十分注意しながら守ろうねと伝えました。

ライフジャケットにも危険がある/子供と話しておきたい水上アスレチック(海上アスレチック)の危険なポイント (4)

事件のニュースでは、 子どもの安全対策に取り組むNPO法人「Safe Kids Japan」の理事長で小児科医の山中龍宏氏の話として、「顔が空を見ている状態だったら浮いているわけだが、逆の方向だと顔をつけたままの状態になってしまう。いったんそうなってしまうと、なかなかひっくり返せない。水を飲んだりした時には特に」 というコメントを伝えています。

ライフジャケットは「沈む」ことから身を守ってくれますが、だからこそ水の事故に合わないようにしてくれるものではないということも知っておきたいポイントです。

としまえん“浮かぶ遊具”の危険性、ライフジャケットに落とし穴も…専門家「氷山の下に潜りこんだようなもの」

輝く水面が水中を見えにくくする/子供と話しておきたい水上アスレチック(海上アスレチック)の危険なポイント (5)

上記のニュース記事では、光が水面に反射し、外から水中のものかげが見えにくくなる点も指摘しています。このような点も親子で確認しておきたいものです。

リスクを知って楽しく遊ぶ! 

子供がまだ幼稚園と小学生の頃、市営プールに大人一人で連れて行った時のことです。プールサイドに立って子供を見守っているとライフガードに「水遊びをさせるときは、必ず足を水に入れて子供をすぐに助けられる状態で見守ってください」ときつく注意をされました。

上から見るよりも、座って低い目線で見るほうが水中まで圧倒的によく見える、また何かあったときも助けられる可能性が高まるというのが理由ですと、続けて教えていただきました。

子育てを始めたばかりのころは、プールの危険性などについても親のほうもあまり知識がなく、とても反省したことを覚えています。

リスクと対策は知っていて損はしません。毎年親子で確認しながら楽しくレジャーをたのしみたいものです。

知っておきたい5つのポイント

  1. 海上・水上に落ちることをも楽しむアスレチックであること
  2. 溺れている人は溺れているように見えない
  3. ウォータースライダーとはちがう危険がある
  4. ライフジャケットにも危険がある
  5. 輝く水面が水中を見えにくくする

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