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【子ども雑学】日本植物学の祖「牧野富太郎」ってどんな人? ゆかりのスポットもチェック/4月24日
- 2023/4/1
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最終更新日: 2023.04.1
高知県佐川町で生まれた世界的植物分類学者、牧野富太郎博士(1862-1957)。2023年4月からの連続テレビ小説の「春らんまん」主人公のモデルにもなっています。
4月24日はそんな牧野富太郎が生誕した日です。
牧野富太郎の業績~植物学を徹底的に「遊んだ」!
酒造りを営む商家に生まれながら、植物と自然の魅力の虜となり、生涯をかけて日本全国歩き回り、植物標本を作成しました。
- 独学で植物分類学を修める
- 命名した植物は1,500種
- 集めた標本は40万点
- 「牧野式」植物図を確立
- 植物知識の啓蒙・教育活動へ尽力
高知の自然で育った牧野博士は、小学校を自主退学し、独学で植物分類学を修め、20代で上京し、東京大学の研究室で働きます。その間にもたびたび故郷・高知に戻っては、植物採取に高知の山や森を歩き回りました。
命名した植物は1,500種、生涯集めた標本は40万点とも言われています。また、徹底的に緻密でありながら種の平均的な全体像を描く「牧野式」植物図を確立しました。後半生は研究活動から植物知識の啓蒙・教育活動へシフトし、観察会、同好会、講演会などを精力的にこなしました。
牧野富太郎の出身地とゆかりのスポット
今でも貴重な植物や地質が多く見られる高知県内の横倉山や(越知町)や「ヤマトグサ」を発見したエリアにある中津渓谷(仁淀川町)、シダの群生地の伊尾木洞(安芸市)は、そうした採取地の一部です。
牧野富太郎ゆかりのスポット(1)高知県立牧野植物園
牧野博士の業績を顕彰するために高知市の五台山に建てられた植物園。
約8haの園地では、3,000種類以上の植物を四季折々の姿で楽しむことができます。
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牧野富太郎ゆかりのスポット(2)まきのさんの道の駅・佐川
生まれ故郷・佐川町にオープンする道の駅。木製玩具で遊べるおもちゃ美術館や物産館、レストランが誕生予定です。
牧野富太郎ゆかりのスポット(3)東京都練馬区 牧野記念庭園
東京練馬区の牧野博士の住居と庭の跡地 牧野記念庭園には、博士が実際に研究を行っていた書斎と書庫の一部が保存されています。
書斎に山積みになっていた書籍は、博士の没後、博士の故郷 高知県の牧野植物園に寄贈されました。
亡くなるまでの約30年を過ごした住居と庭の跡地。ゆかりの植物300種類を楽しむことができます。
牧野富太郎ゆかりのスポット(4)六甲高山植物園
1933年の開園当初、牧野博士が何度も来園し講話を行なっていたという。珍しい高山植物など1,500種類を鑑賞できます。
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牧野富太郎ゆかりのスポット(5)東京・銀座 高知県アンテナショップ「まるごと高知」
牧野博士の関連書籍や、植物画を施したポストカードなど販売しています。博士ゆかりの商品の品揃えは都内随一です。