【三ツ石海岸・ケープ真鶴】磯遊びで楽しむ5つのこと! ナマコ・カニ・ヒトデ・ヤドカリに大興奮 自由研究にぴったり!
都心からほど近い真鶴半島の先っぽにある「三ツ石海岸」は、干潮時には磯遊びの絶好のスポット! 潮がひくとタイドプール(潮だまり)がたくさんでき、そこにとりの残されたナマコ、カニ、ヒトデ、ヤドカリなどたくさんの海の生き物に出会えます!
アクセスは真鶴駅からバスにゆられること約20分。終点の「ケープ真鶴」で降りて、施設の敷地奥にある階段を下りて海岸へ! 自然を満喫する楽しみ方を紹介します。無料で楽しめる特別な海の楽しみ方です。
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三ツ石海岸(ケープ真鶴)とは?
「三ツ石海岸」とは、三つの巨岩が岬の先端に並ぶことからついた名前で、かながわ景勝50選にも選ばれています。別名笠島とも言います。
干潮になると海岸から三石までアーチを描くように陸地がつながり、磯遊びスポットとしても知られています。
町立遠藤貝類博物館などのある「ケープ真鶴」の敷地の奥から300段弱の階段を下りていくと磯遊び場に到着します。
三ツ石海岸(ケープ真鶴)の磯遊びでできる5つのこと 自由研究にもぴったり!
三ツ石海岸(ケープ真鶴)の磯遊びでできる5つのこと
(1)磯の生き物に出会う
(2)潮の満ち引きを体験する
(3)ひんやりとした水遊びを楽しむ
(4)岩場の探検・冒険を満喫
(5)火山による岩の形を知る
三ツ石海岸(ケープ真鶴)では、磯遊びはもちろん、遊んでいる間に潮の満ち引きにより海岸線がどう変化するかを自然に体験することができます。
また、火山の噴火によってできた三石までのルートはゴツゴツした大きな岩場を超えていくことになり、それはまるで冒険! よじ登ったり降りたり頭とカラダをフル活動させた体験ができます。
小学生、中学生、高校生には自由研究に訪れるのにもぴったり!
小さな子供は手前のタイドプールでのんびり水遊びを楽しむのもおすすめです。水がきれいなので、小さな子供でもタイドプールからのぞき込むだけでたくさんのカニやヤドカリ、ナマコを目にすることができます。
三ツ石海岸(ケープ真鶴)で出会った磯の生き物たち
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(1)ナマコ
ムラサキクルマナマコ、イソクロナマコ、イソナマコなどに出会えます。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(2)クモヒトデ
海中に降り積もったプランクトンの死骸などを食べているおとなしい海の生き物クモヒトデ。浅い海はほちろん深海でも見られます。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(3)カニやヤドカリ
赤っぽい岩ガニや、平磯ガニ、夜になると岩の隙間から出てきて貝殻をばりばり割って食べるオウギガニ、ヤドカリ、イソカニダマシ。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(4)ウニ
ムラサキウニ、綺麗な海だけで見られるホシガタウニ。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(5)タイラガイなどの巻貝、ウグイスガイなどの2枚貝
ツガイ、ウグイスガイ、タイラガイなどのたくさんの貝にも出会えます。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(5)ウミウシ
お腹の部分が色鮮やかなウミウシにも出会えます。
三ツ石海岸・ケープ真鶴で出会った海の生き物(5)ハゼやスズメダイの幼魚
ハゼや大きな魚がいない磯場でスズメダイ、メジナなどの幼魚が一緒に生活をしています。
出会った海の生き物は、ケープ真鶴の中にある「真鶴町立遠藤貝類博物館」で名前や生態をすぐに調べられるのも、三ツ石海岸の磯遊びの魅力です。
三ツ石海岸(ケープ真鶴)の磯遊びの持ち物
●帽子
●ラッシュガード
●日焼け止め
●マリンシューズや濡れてもよい運動靴または長靴(サンダルなど肌が露出するものはケガをする可能性があり危ないので、必ず持参しましょう)
●タオル
●濡れた際の着替え
●飲み物
三ツ石海岸の磯遊びをもっと楽しむためにおすすめのプログラム
三ツ石海岸で学校や個人向けの自然観察を行っている「ケープブルー」。公式サイトでは磯の観察会などのイベントの募集が行われています。
また、だいびんぐしょっぷ海家(うみや)では、小学生(6歳~)から参加OKのシュノーケリング体験もおすすめ! 澄み切った真鶴の海の中を探検するのにぴったりです!
個人で参加するのが不安なときにはこのようなイベントに参加するのもおすすめです。
三ツ石海岸(ケープ真鶴)の磯遊びの注意点
海岸まで降りてしまうと、300段近い階段を上がったケープ真鶴までトイレはありません。必ずトイレを済ませてむかいましょう。
海岸までの山道は夏場は蚊などの虫がいます。きになるときには虫よけもぜひ持っていくといいですね。