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カンボジア(アンコールワットのあるシエムリアップ)でやりたい100のこと(10)/地元のお母さんの内職の籐細工を教えてもらう@日本人が作った学校のある村
- 2024/4/13
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最終更新日: 2024.04.14
カンボジアの村では昔から村、籐製品(ラタン製品)作りが一般的な内職として行われてきました。日本人が作った学校のある村「トロンペアントム村」でもトゲの多いラタンの木を村人総出で採取に出かけ、泊りがけで収穫を行ない、村のお母さんたちが籐細工を作り販売しています。
乾燥したラタンは硬くなり、私たち初心者が扱うと簡単に折れてしまいますが、村のお母さん方は子供の世話をしながらでも器用に編み上げていくのです。
できあがった製品の中には、カゴなど日用品が多数。これらは地元の業者に安価で買い取られ、お母さん一人あたり数十ドルの月収入になるそうです。決して十分な収入とはいえませんが、家計を補う大切な現金収入源となっています。
この村では「LOY LOY」というブランド名でフェアトレードのラタンで編まれたアクセサリーやかごバッグの販売も始めています。
私も可愛らしいピアスをお土産に購入しましたが、子供たちが気に入って、イヤリングに直してもらえるかと尋ねたところ、その場でイヤリングに替えてくれました。
自分たちが訪れた村のお母さんたちが作ったもの購入して日本に帰っても身に着けることは、子供にとってはとてもわくわくする体験になったようです。
「これを身に着けると大人になった気がする!」と中1と中3の娘もとてもうれしそうでした。
「LOY LOY」の「LOY」とは、(クメール語で”良い”という意味)という意味。アクセサリーやカゴバッグ、雑貨などが販売されています。ロイロイは村の自立と女性の経済的エンパワーメントを目指すNPO法人earth treeが運営にかかわり、お母さんたちに籐細工を教えてもらう工房も兼ねています。
村の昔ながらの生活様式や文化に触れながら、ラタンの製品作りを体験できるこの村は、村暮らしを体感できる魅力的な体験ができます。女性たちの手作りで生まれた品々を購入することで、村の自立と発展を応援することもできます。伝統と現代が共生するこの村を、ぜひ一度訪れてみてくださいね。
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