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【初めての子連れアンコールワット観光】アンコールワットの入り口から見どころを順番にチェック!(4)
- 2024/3/10
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最終更新日: 2024.03.14
アンコールワットへの冒険、始めよう! この記事ではアンコールワットの遺跡の見どころを入り口から順番に紹介していきます。
事前にチェックしておくと見どころを見逃さずにすみますよ!
- 所要時間/1時間以上
(1)環濠と西参道
まず足を踏み入れると、目の前に広がるのは壮大な環濠。これはまるで巨大な川のようです。入口では、シンハ(獅子)像が左右に一対鎮座して出迎えてくれます。
ここから、西参道の幅190メートルの橋を渡ります。石畳が続き、高さ1.5メートルの蛇神ナーガの胴体を模した欄干が両端につづいています。
ママパパの口コミ:「欄干の端には、豊穣を象徴する蛇神ナーガが! アンコールワットのいたるところでこの蛇神ナーガを見つけることができて子供が大喜びしていました!」
(2)中央西塔門
橋を渡ったところある中央西塔門は王のための通路でした。この道を進むことで、旅行者の私もかつての王と同じ道を通っているのだと思うと胸がたかなります。
ママパパの口コミ:「橋を渡りきると、中央西塔門ごしにアンコールワットの有名な3つの尖塔が見えてきました。それを見たとき、何か特別な物語の一部になったような気分に家族みんながなって思わず『あれだ!』と声をあげてしまいました」
(3)経蔵と聖池
中央西塔門を抜けて本堂の入り口にある十字型テラスまでの約350メートルの間に続いて出会うのは経蔵と聖池。
経蔵には僧侶たちが大切にした経文が保管されていました。
そして、その先には参道の左右に2つの聖池があります。右手(南側)の池は枯れていますが、左手(北側)の池は水をたたえ水連が咲き乱れています。
水面にはアンコールワットが映り込み日の出を撮影する絶好のフォトスポット! 静かな水面を見ていると、心が洗われるような感覚に包まれます。
ママパパの口コミ:「聖池ごしのアンコールワットはよく雑誌などでみるもので、その美しさに心打たれました。今はたくさんの観光客が訪れていますが、遠い昔は、たくさんの僧侶がここで暮らしていたのかなと思うと不思議な気持ちになりました」
(4)十字型テラスと大塔門
西参道を歩き終わると広い十字型のテラスにでます。地図を見ると十字なことがわかりますが、十字であることがわからないぐらい広くかんじます。ここはアンコールワットの心臓部へと誘うゲートウェイで、十字型テラスも蛇神ナーガの頭部でふちどられています。
四方の景色を一望でき、西、北、南側へ降りられる階段があり、階段の脇には一対のシンハ(獅子像)が設置されています。
十字型テラスを抜けてアンコールワットの心臓部への入り口となる大塔門をくぐる瞬間は、まるで別世界への扉を開けるような気持ちになります。
ママパパの口コミ:「大塔門を抜けた瞬間、息をのむような景色が広がっていて、時間が止まったように感じました」
(5)第一回廊
アンコールワットの見どころが最も多いエリアです。壁一面に彫られた帯状の肉薄浮彫レリーフからアンコールワットの壮大な歴史を感じられます。回廊の長さは東西215メートル南北187メートル、全長800メートルほど。
1431年にアンコール王朝はアユタヤ王朝によって滅亡させられますが、その後の仏教の聖地として守られてきました。
見学は正面から入ってすぐの西面からスタートし、南面、東面、北面と反時計回りに見られます。
第一回廊「西面」のレリーフ/マハーバーラタとラーマーヤナを表現
インドの二大古代叙事詩「マハーバーラタ(南側)」と「ラーマーヤナ(北側)」が彫られています。
第一回廊「南面」のレリーフ/スールやヴァルマン2世の業績がわかる
アンコールワットの創健社、スールやヴァルマン2世の業績が彫られています。「偉大なる王の歴史回廊(西側)」と極楽浄土と死後の世界を描いた全長66メートルの「天国と地獄(東側)」が見られます。
第一回廊「東面」のレリーフ/カンボジアの天地創造神話が彫られている
ヒンドゥー教の天地創造神話を描いた「乳海攪拌(南側)」と「阿修羅に対するヴィシュヌの勝利(北側)」が見られます。
「乳海攪拌」の有名な場面は49メートルにわたって表現され、中央にヴィシュヌ神が舞い、その左側に92人の阿修羅、右側に88人の神々が協力して大蛇ヴィースキの胴体をひっぱり合いながら海をかき回す様子が見られます。
第一回廊「北面」のレリーフ/伝説の珍獣に乗った神々が見られる
アユタヤに攻められた後、16世紀半ば以降に彫られたレリーフ。
「クリシュナの悪魔ヴァ―ナへの勝利(東側)」と「アムリタを巡る神々と阿修羅の戦い(西側)」が描かれています。
他の3面と比べるとレリーフが薄く少し見劣りがするとも言われるエリア。たくさんの神々が描かれているという点では子供が面白く見られるレリーフでもあります。
ママパパの口コミ:「第一回廊の彫刻を見ていると、昔の人々の生活や信仰が目に浮かぶようでした」
(6)十字回廊
第一回廊と第二回廊へ向かう途中にあるアンコールワットの中心に向かっていく重要な交差点エリア。四方に道が伸びていて、行く方向を選べます。どの道を選ぶか、わくわくするような気持ちnなります。
幅約3メートルの回廊が十字に交差しています。
4つの沐浴池があり、ここからは1000体を凝る仏像がおかれていましたが、現在では南側に数体が残るのみとなっています。
やってみよう! 胸をたたいて悪いものを出そう!
十字回廊の北側面の中ほどに、壁を背にして胸をたたくと音が反響して胸から悪いものがでていくと伝えられています。
日本人「森本右近太夫」の落書き
1632年に父の菩提を弔うためにアンコールワットを祇園精舎だと考えて訪れた肥州の武士藤原朝臣森本右近太夫が仏像4体を奉納しました。
その内容を描いた墨書が千体仏に向かう途中の柱にのこされています。
もともとは11行でしたが、上から墨で消されて読み取れません。
ママパパの口コミ:「十字回廊でどの道を進むか選ぶのが、まるで冒険のようで楽しかったです!」
(7)第二回廊
さらに進むと、第二回廊が待っています。ここは第一回廊より一段天井が高くなっています。目の前に十数段の階段が現れ、これを登ると第二回廊へ入ることができます。
第二回廊は第一回廊より少し小ぶりな四角形の回廊。東西115メートル、南北100メートルほどあります。
第二回廊の印象は「ガランとしているな」というもの。片側には頭のない仏像が並び、別の片側には通気と採光ができる連子窓と装飾のための偽窓が連なり、時間帯によって入ってくる光が異なります。
アンコールワットが建設されたときにはこの回廊の四隅に中央祠堂と同じ尖塔がありましたが今は壊されてありません。
回廊の中は第一回廊のような華やかな見どころはありませんが、正面入口北側には重要な仏像の1つブレップ・ブレーンが祀られています。
更に壮大な彫刻が君を迎えてくれる。物語はさらに深まり、君の想像力をかき立てること間違いなし。
ママパパの口コミ:「第二回廊の彫刻は、第一回廊よりもさらに詳細で、見応えがありました。」
(8)第三回廊の入り口と周辺
少し暗めの第二回廊を経て70度の傾斜をもつ第三回廊へ入る階段があります。この階段を上りきると目の前に堂々とした中央神殿が見えてきて、ここからは神々の世界となります。
(9)第三回廊と中央祠堂
最後に到達する第三回廊と中央祠堂はアンコールワットの最も神聖な場所です。中央祠堂は4つの塔とそれをつなぐ第三回廊の中心にいあります。
回廊は長方形の第一回廊、第二回廊と異なり正方形。一辺は約60メートルです。
中央祠堂の高さはおよお47メートル。東西南北に第三回廊への階段が12カ所あります。三十五段の階段を上りきると十字回廊と同じように4つの沐浴池が儲けられています。
中央祠堂の完成当時はヒンドゥー神がまつられ、神降臨の儀式が行われてきました。現在は4体の仏陀像が置かれており、カンボジアの暦で定められた仏教の日(1カ月に4~5日間ほどある)以外は見学ができますう。
ママパパの口コミ:「中央祠堂に立った時、過去の王様たちが神々に祈りを捧げた場所だと思うと、特別な気持ちになりました。自分がとても小さな存在になったような、でもそれが嬉しくて、不思議な感覚でした」
アンコールワットへの旅は、クメール文化を体験するすばらしい時間になります。過去への旅、冒険、そして自分自身との対話。ぜひ出かけてみてくださいね。
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