【JICA地球広場】国際問題や開発途上国との関係を学ぶスポットで体験できる5つのこととは?
子供と国際問題や開発途上国の問題を学びたいときに訪れたいのが「JICA地球広場」(市ヶ谷)です。首都圏の私立小学校や中学校がよく学びに訪れる場所でもあります。SDGs関連のイベントなどのイベントやワークショップも定期的に行われている無料のスポットの楽しみ方を紹介します。
「JICA地球広場」とは?
JICAの入った建物の1階にある国際協力の体験展示施設です。展示だけでなく、ワークシートを使って展示を自分で学べたり、国際協力に関するキャリアについての情報収集などもできます。
国際協力に関する図書も充実しているので、調べ学習にも最適です。
SDGsに関する情報を学べる数少ない施設の1つです。
「JICA地球広場」でできる5つのこと
【「JICA地球広場」でできる5つのこと】
(1)SDGsなどを切り口に国際問題をクイズや展示から学べる
(2)探検シートを使って国際問題を学べる
(3)特別イベントで国際問題を学べる
(4)国際関係の団体やキャリア形成についてのワークショップ・講座の情報収集ができる
(5)緒方貞子さんの業績や言葉を学べる
年間を通じて様々なイベントやワークショップを行っています。イベントごとに展示内容にも変化があり、常にアップデートされていますが、それほど広い施設ではないので、調べ学習を行うのでなければ1時間前後の滞在が目安です。
JICA地球広場で体験できること(1)主にSDGsを切り口に国際問題をクイズや展示から学べる
入り口を入るとすぐにあるのが、ゲームなどを通じて学べるコーナー。
SDGsの17の目標がギアでつながっていて、一つを回して17の目標すべてが動かず、スペシャルギアを追加することで17の目標が動くようになる仕掛けもありました。
追加するスペシャルギアは「あなた自身」と書かれており、一人ひとりが互いに関係しあっている問題であることを感じられます。
JICA地球広場で体験できること(2)探検シートを使って国際問題を学べる
入り口には、施設を回る手助けをしてくれる「探検シート」が置かれています。
探検シートに書き込みながら回ることで、学んだことを記録できる仕掛けです。
食料問題について学べる展示では、プレートを持ち上げると食料問題に関する具体的なキーワードやデータが見られるようになっています。
食料問題が、国際関係における重要なトピックであることがわかります。
JICA地球広場で体験できること(3)特別イベントで国際問題を学べる
訪れた際には、「SDGsのこと本気で考える展」が開催されていました。
SDGsは過去の問題ではなく、今目の前で起こっている社会問題とつながっています。展示は、具体的な企業の事例などがとりあげられていました。
詳しくはこの記事の下部に、「エシカルファッション」「制服リサイクル」などのトピックごとに紹介していますのでぜひチェックしてください。
JICA地球広場で体験できること(4)国際関係の団体やキャリア形成についてのワークショップ・講座の情報収集ができる
国際関係のキャリアを築きたい人向けのワークショップや、JICA地球広場に登録している国際問題を扱う団体のパンフレットやイベントなどの紹介コーナーも充実しています。
SDGsなどをテーマにした団体には、カルト系の団体も少なくありません。
トラブルを避けるためにも、登録団体かどうか?などは確認してからの参加がおすすめです。
JICA地球広場で体験できること(5)緒方貞子さんの業績や言葉を学べる
国連難民高等弁務官事務所で活躍した緒方貞子さんの業績を紹介する書籍や力をくれる言葉をパネルでみられるコーナーもあります。
「JICA地球広場」のイベントとは? SDGsイベントの場合
【JICA地球広場で子供がSDGsエシカルを学ぶ視点】日本のエシカル&エシカルウェアを見る触れる
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