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クリスマスイルミネーションで街が彩られ心温まる歌が流れる時期は、家の中で子供とクリスマスの絵本や書籍を読む時間もまた楽しいものです。

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クリスマス絵本が子供を育む！

絵本を読むことは、子供の感受性を豊かにし、想像力や言葉の力を育む有効な手段です。

特に、クリスマスの絵本は、愛や家族、友情、奇跡といった普遍的なテーマを、美しいイラストとともに紹介しているものが多くあります。

それによって、子供たちは感情の豊かさや他者との関わり方、喜びの共有という貴重な経験を得ることができます。

それでは、幼児から小学3年生までの子供たちにおすすめの子供と絵本を選ぶ際のポイントを紹介します！

幼児から小学3年生までの子供たちにおすすめの子供と絵本を選ぶ際のポイント

（1）サンタクロースっているの？　ほんとうのことをおしえてください（フランシス・チャーチ　文／いもとようこ　絵・訳／定価:本体1,400円＋税）／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

1897年、8歳の少女、バージニアがサン新聞に送った質問に、記者が社説に掲載する形で答えた世界的名文を、絵本作家のいもとようこさん自ら翻訳も手掛けたクリスマス絵本『サンタクロースっているの？　ほんとうのことをおしえてください』（フランシス・チャーチ　文／いもとようこ　絵・訳／定価:本体1,400円＋税）。2020年10月末に刊行されました。

友だちから「サンタクロースなんていない」と言われた8歳の少女、ローラ・バージニア・オハンロンは、パパから「サンしんぶんに　きいてごらん」とのアドバイスを受け、手紙を書きます。

子どもならだれもが一度は抱くこの質問に答えたのは、『サン』の論説委員だったフランシス・Ｐ・チャーチ。

チャーチが社説に書いたその答えは、子どもだけでなく、大人にとっても心に響く、けっして忘れてはならないことでした。

子どもだけでなく、大人にもぜひ味わっていただきたい、クリスマス絵本です。

(2)(3)クリスマスに読みたい「雪」の絵本／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

• 『ゆきのけっしょう』武田 康男（監修・写真）、小杉 みのり（構成・文）
• 『ゆきのようせい』松田 奈那子（作）、石黒 誠（監修）

空からふってくる雪の結晶の様々な形を撮影した美しい写真絵本と、冬を告げる雪虫のおはなし。どちらも雪がテーマの、冬に読むのにぴったりです。

(4)(5)クリスマスを心待ちにする「子供の気持ちを描いた」絵本／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

• 『おうさまのこどもたち』三浦太郎（著・イラスト） 
• 『ノンタン！サンタクロースだよ』キヨノ サチコ（作絵）

元気いっぱいのノンタンがサンタを探す「ノンタン！サンタクロースだよ」。

すし屋や保育士、サッカー選手になりたい王家の10人の子ども達を描く「おうさまのこどもたち」も注目です。

(6)(7)かわいいキャラクターのクリスマス絵本／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

• 『ちいさなちいさなおかしのまち（クリスマスカバーバージョン）』さかい さちえ（作）
• 『ポコポコクリスマスクッキー』さかい さちえ（作）

大人気ポコポコシリーズより、七色に輝くきらきらホログラムシールが付いた最新刊。

クリスマスケーキがどーんと描かれた、赤い特別限定カバーの大定番「おかしのまち」も要チェック！

(8)(9)話題の画家「junaida」の美しい絵本／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

• 『街どろぼう』ｊｕｎａｉｄａ（著）
• 『の』ｊｕｎａｉｄａ（著）

ため息がでるような色彩と繊細なタッチ、大胆かつ緻密な構図で近年刊行した作品がいずれも話題の画家junaidaの絵本。

趣向を凝らした装丁も美しく、大切な人への心の籠ったギフトとしておすすめです。

(10)(11)クリスマスプレゼントにしたい絵本／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

• 『チェコの十二ヵ月 おとぎの国に暮らす』出久根 育（著 絵）
• 『七つのぽけっと』あまん きみこ（さく）、佐野 洋子（え）

異国に住む隣人や、自分の中にいる小さい頃の私──思いを馳せると、いつもの風景が違って見えてくる……。

日常の外へ連れ出してくれる美しい二冊。遠くの友だちや、身近な人へのプレゼントにおすすめです。

(12)『よるくま　クリスマスのまえのよる』作：酒井駒子  出版社：白泉社／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

ねぇママ、夜になるとかわいいともだちがやってくるんだ。夜みたいにくろい、くまの子――。ともだちへの思いやりと、おかあさんを慕う気持ちをあたたかく描いた愛らしい絵本。

(13)『ぐりとぐらのおきゃくさま』作：中川李枝子   絵：山脇百合子  出版社：福音館書店／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

ぐりとぐらが雪の上に見つけた大きな足あとは、自分たちの家までつづいていました。しかも、玄関にはまっかなコートが……。ドキドキしながら楽しめるサンタクロースの絵本。

(14)『１００にんのサンタクロース』作：谷口智則  出版社：文溪堂／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

みんな楽しみにしているクリスマスの日。その日はサンタさんにとっても、特別な日。なぜかって？それはプレゼントを配り終わった後のサンタさんだけのお楽しみがあるから！

(15)『まどからおくりもの』作・絵：五味太郎  出版社：偕成社／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

五味太郎さんのしかけ絵本です。窓の形に空いた穴から次のページの絵が見えるのですが、次のページを開いてみると窓から覗いたときには想像できない絵が現れます。

サンタさんがプレゼントを投げ込むたびにだんだん心配になってくるのですが、あたたかいラストシーンに思わずほほえんでしまいます。必要最小限の文章が読み手の想像力をかきたててとても楽しく、完成度の高い絵本となっています。

(16)クリスマスの足音　パラパラブックスVol.7　作・絵：もうひとつの研究所  出版社：青幻舎／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

大好評のパラパラブックスシリーズ。もうひとつの研究所がクリスマスに贈る、かわいいサプライズが詰まった小さな宝物。手のひらサイズの絵本をパラパラすると、雪が舞いおり、鈴の音が響いてきます。それはサンタクロースがそこまで来ている合図。パラパラとページをめくれば、幻想的な短編アニメーションが立ちあらわれます。

チリンチリンという鈴の音色から感じるクリスマスの気配。雪の結晶が散りばめられたスリーブケース入りでギフトに最適です。

（17）イギリス発のアドベントカレンダー絵本『ねこさんかぞくのクリスマス』／2023年に子供と読みたいクリスマス絵本

クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるアドベントカレンダーと、ページに隠れたしかけふた（フラップ）をあけて遊ぶフラップブックが一体となった絵本です。

とびきりのクリスマスをむかえるために、ねこさんのかぞくが張りきって準備する様子が、クリスマスの12日前から当日までカウントダウンしながら1日1見開きで描かれています。

各日の見開きページにはそれぞれ12のフラップがあり、散りばめられたフラップをみつけてあける楽しみと、フラップの下からあらわれた絵をみるわくわくが詰まっています。

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クリスマスの絵本を読むことは、子供たちの感受性を育むだけでなく、家族の絆を深める貴重な時間となります。このクリスマス、家族みんなで絵本の世界に浸りながら、温かい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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